2011年12月15日

弓削電丸 回航 (ソーラー自動充電完成)

電気駆動船 「弓削電丸」 にソーラーパネル充電を行う設備を実装できました.
これからは,航行抵抗削減航法やGPSによる定点停止機能・船首方向固定
の流し釣り航法などの開発を行っていくうえで,充電管理がいらなくなりますので
とても楽になります.

クレーンにつられて,長らくお世話になりました,ツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社
様の工場ともお別れです. ありがとうございました.

代表取締役  神原 潤 様 も見送っていただき,本当にありがとうございました.

最後に,架台脚で,船底塗装のできていなかった部分の補修をしてくださいました.
最後の最後まで,細やかに学生の面倒をみていただきました.
ありがとうございました.
神原様にも,試運転に同乗していただきました.
電気駆動船の静かな航行に,お褒めいただきました.


2011年12月13日

弓削電丸 ソーラーパネル工事完了   祝

電気駆動船「弓削電丸」 にソーラーパネルを設置する改造を行ってきました.
何とか,本日完成したようですね.
16:00やや曇りの天候のなか420v-02Aの充電電流を測定しています.


得意げな顔の 岡野学生,設計やフレームの加工とよく頑張ってくれました.


松岡学生,松下学生 パネルの増し締め作業中です.
電気回路の設計と配線作業を実施してくれました.
充電電流の電流が流れたことを確認して,大喜びの3名です.
ソーラーパネルの設置状況です. 設計担当の岡野学生によれば,オーニングを
兼ねているので,炎天下の実験でも,日焼けの心配がなく,雨天でも大丈夫な
設計をしているとのことです. 来年度に,この船の実験を続ける後輩学生のために
配慮した 云々・・・  自慢だそうです.

俺たち,えらい!!  えへん!!
ちなみに,船底も綺麗にしてあります.

2011年11月22日

弓削電丸 船底清掃と塗装 ソーラパネル架台工事

ソーラーパネルの取り付け(架台工事)と並行して,船底のクリーニングを
実施しました.潮流調査や海中音響伝搬の調査研究で,弓削電丸の
保守点検が,さぼりましたので,大変なことになっていました.


ハルのポイントカラーにも少し手直しをしています.
スクレーパーで,フジツボマンションを撤去したのちに,サンディングを行いました.
松下君,保護メガネはしていますが,粉じんで顔がすごい状況になっています.

岡野君は,自らの設計で製作した架台にパネルを取り付けています.
設計時の,クリアランスが足りないので,最後の列のパネル取り付け穴が
合っていません.穴を大きくする追加加工を行って,対応しましょう!
 だいぶ綺麗になってきました. ところで どこかの国の国旗みたいですね!

2011年11月1日

電気駆動船「弓削電丸」のソーラー駆動化改造

今日は,弓削電丸をソーラーパネルで充電するために必要となる
パネル設置架台の製作を行います.
ツネイシクラフト&ファシリティーズ社の技術者に応援・指導をいただいて
実施してしています.まずは,図面から,墨うちを行うための指導をしていただきました.



 アルミの骨材を図面に従って,切断しています.
 もちろん,アルミの溶接も自分らの手で・・・・といいたかったのですが,非常に難しいです.
架台の溶接作業は,ベテランの技術者にお願いいたしました.

2011年8月9日

電気駆動ボート ソーラーパネル取り付けの打ち合わせ  ツネイシクラフト&ファシリティーズ 社

ツネイシクラフト&ファシリティーズ 社へ,ソーラーパネル取り付け基台の設計や加工方法についてご指南をいただくために,訪問しました.




 

2011年7月31日

海洋音響による船舶特定の研究  翌日

弓削商船高専の調査船「はまかぜ」と弓削漁協さんの協力で
漁協調査船「くし」をつかって海洋音響の調査を実施した.

鋼製無垢棒をハンマー強打により海中音響を作っている様子.岡野碧海

「はまかぜ」は,定点に漂泊させています. 「くし」を低速(5knot),中速(10knot),高速(19knot)
航行させた音響を水中マイクロフォンを複数使ってキャッチしています.
数マイル低速で直進航行するため,船首ガイドをしています.ライフジャケットをつけていますが,
本人いわく サメはおらんじゃろうな・・・ とか言っておりました.岡野碧海

「はまかぜ」 と「くし」の間は,レーダー観測を行っています.



潮流調査 連続定点観測