2012年11月29日

増速変速機部組み付け調整

増速変速機部組み付け調整を実施しました.
 製作精度が・・・・です. シム調整で何とかしましょう


2012年11月28日

2nd East Asia International Student Symposium on Maritime Sciences



2nd East Asia International Student Symposium on Maritime Sciences


.海事科学に関する第2回東アジア国際学生シンポジウム に専攻科1年生2名を参加させました

英語意外の言語禁止と言われ,恐々としていましたが,学生らの交流がとてもよくでき,楽しんできてくれました. 夜のクルーズ船パーティなども開催されたようです.


2012年9月21日

表層潮流発電装置,実証実験のための水車を製作

表層潮流発電装置,実証実験のための水車を製作しています. クルーレスソーラーボートレース先端部門参戦に総がかりでした.つまり工程がだいぶ遅れています. 表層潮流発電実証実験用 水車製作(写真5枚)








こんな記事が  

 

公開講座来場  ありがとうございます.^¥^
並びに,よくまとめていただきました.ありがとうございます.

 

http://enetomo.com/sunrise-tantei/sunrise_vol9.html

今回は電気駆動船の調査に行ったが、それは弓削島のエネルギー革新の序章に過ぎなかった。 最近、エネルギーの地産地消や自給自足を目指している島の話は良く耳にするが、 離島の特性を生かした潮流発電などの自然エネルギーと新たな発想の蓄電方法、そして送電網を整備すればアイランド構想も遠い未来の話ではないはずだ!まさに日本のスマートグリッドは離島から始まると実感した!
 

 

潜入調査 第九回目

【瀬戸内海 弓削島 ~潮流発電~ 編】

弓削島の「国立弓削商船高等専門学校」で開発している電気だけで動く船「電気駆動船」を調査していたが、どうやら彼らの本当の目的が明らかになってきた!
早速、講義の模様を紹介しよう

「実は...我々は電気駆動船を最初につくろうと思っていたわけではなく...現在、潮流発電のほうに軸足を置いています。潮流発電の出口に電気駆動船をということでスタートしました。」
(なに!海水の流れ 潮の満ち引きのエネルギーを利用するあの潮流発電か! これは興味深くなってきたぞ!)
「潮流発電をやったときに、どこのプロジェクトも問題になってきてるのが、漁業権の問題...いわゆる漁師さんとの関係を何とかしたいということで...漁師さんにとっては、当然、不利益な部分も発生します...」
(ふむふむ)
「でも、漁師さんにあなたの使っている船の燃料費が明日から0円だったらどうですか?という話は成り立つだろうということで、じゃあ電気駆動船つくってプレゼンテーションしましょう!ということです。」
(なんとも大胆な発想! 百聞は一見にしかずか)
「私はバイオマス関係の自然エネルギーをずっと研究していたんですけど、 ここにきて潮流をやろうとしたのは、島の周りは潮流が速いということ、 それからあと、いま自然エネルギーで太陽光とか風力発電とかが 騒がれているんですけども、潮流という自然エネルギーの何が一番いいかと いいますと、唯一 予測可能なエネルギー!ということです。」

(なるほど)
「すいません私、9月18日が誕生日なんですけど、今年の9月18日は晴れますか?風がどれだけ吹きますか?ってわからないですよね...」
(何で自分の誕生日を発表したんだ?)
「ところが潮流の場合、今年の9月18日、午前0時に潮の速さが何ノットなのか計算できます!来年もできます!再来年もできます!何故かというと太陽と月と地球の関係で、潮の満ち引きが、ほぼ確定するからです。ということで、潮流エネルギーは予測できるエネルギーなんです!」

(そうか!予測できるからこそ安定した電力供給が見込めるということだな)
「あの、今、実験をするためのイカダ式の潮流発電装置をつくろうとしています。」
(水の上に浮かべるイカダか?)
「なぜ、イカダ式なのかといいますと、一応、私はメーカーにいたもんですから...どれが一番儲かるの?って考えたときにイカダ式だと!あの、海の中で風車や水車を回しますと [フジツボ] がくっつきます。船で例えますと、スクリューに [フジツボ] が5~6個つくと25ノット出てたのが、5ノットしかでなくなります。」

(たかが [フジツボ] でそんなにも影響がでるのか!発電量も減るということだな)
「つまりあの、海中20メートルの所に直径10メートルの水車を入れた場合、機械で[フジツボ]をとるのに100万円近いメンテナンス費用がかかるんです...それだったらイカダの上でゴム手袋をして、手で取れるようにしたほうが、儲かるんじゃないかと!」
(なるほど... [フジツボ]とりのアルバイトの自給にもよるが...)
「潮流エネルギーは予測可能なエネルギーなので、有効利用したいと考えていますが、弓削島のエネルギーの地産地消・アイランド構想なんかも考えています。」
(うーん!これはワクワクする話しだな♪)
「太陽熱で発電した電気、マイクロガスタービンで発電した電気、 潮流発電した電気を一般家庭や工場などで需要化する。電力貯蔵装置がないと潮流が止まっているときは蓄電池に貯めておかなければなりませんが、船溜まりにある船、動いていない船を利用したいと考えております。」

(なるほど、素晴らしいアイディアだ!)
「考え方はトヨタのプリウスと同じです。プリウスで貯めた電気を家で使えるような。船も毎日、全部動いてるわけではないので、動いていない船に貯蔵する考えです。これらをマイクログリットという形でつなぐ島の中での自給自足もそうですが、エネルギーの輸出がここで、できるのかなと思ってます。

(自然エネルギーを産業にか!)
「そして、将来はここで作った電力を水素に変えて水素を売るとか、潮流発電を作る産業が島で育ってそれ自体が商品になるようなそんな大それたことを考えております!」
(夢はデッカいほうがいい! 今日はいい話が聞けたな^^ 気分がいい♪ 民宿に帰って1杯やるか!)

2012年9月20日

表層潮流測定用 まめ電丸 完成

表層潮流を計測するために全長700mmの豆電丸をつくりました.
製作工程の写真撮影を行わなかったののが残念です.
 




2012年8月28日

クルーレス・ソーラーボート 先端部門参戦

先端技術部門 GPS自律航行船 ◇竹生島コース(びわ湖 マキノ町サニービーチと竹生島往復) 競技方法 マキノ町サニービーチを出発して竹生島の北端を反時計回りに 周回して出発点(A点)に戻るコース(約20km)。 途中チェックポイントB点、C点があり、通過により得点が与 えられる。 順位は、タイムの得点と通過点の得点の合計で決まる。 操縦 GPS、コンパス、コンピュータによる自動操縦・自律走行。 動力 ソーラーパネルと補助電源であるバッテリーを併用して航    行するボートである。搭載出来る    ソーラーパネルの面積は2m2以下で、補助電源である    バッテリーの容量は25Wh以下のシール型鉛蓄電池とする。    また、通信や制御に必要な電源は補助電源とは別に搭載できる。
----------出展  びわ湖クルーレス・ソーラーボート大会公式サイト 


木村研究室では,カタマランの船艇に電気駆動操舵した水中モーター駆動方式でエントリーしました. ソーラーパネルは,300Wです.


初日は,GPS制御系のトラブルで,あえなくリタイヤです.
本大会より先端技術部門にラジコン操縦航行船による競技が新設されましたので,
これにエントリーしました. 前日にラジコン操船用の回路を突貫工事で組み込んで
何とか走っています. 突貫工事なので操舵の中立位置が設定できません.船の動きを
みて遠隔操舵をしています. 操船者は,ラジコンの模型の経験もありません.今日初めて
ラジコン操作をしています. 右左が逆になったりして,頭混乱!!??





ラジコン部門の賞状をいただきました.^¥^



2012年8月2日

クルーレス・ソーラーボート 製作合宿10日目

いよいよ,追い込みの電気制御装置の実装です. 何とかパートごとの試運転は,できたようです.明日から6日までお休みをして7日から学内のプールで試運転を行う計画です.

2012年7月31日

クルーレス・ソーラーボート製作 合宿 7日め

ステアリング駆動用モーターのブラケット製作完了しました.
600:1の減速機をマウントしています.
船底部製作の最終段階です. 接合部にシリコンコーキングをしています.

 


熱いので,実習工場から扇風機を借りてきました.

2012年7月26日

クルーレス・ソーラーボート製作合宿4日め

これから,学校プールで浮上試験を行います.



 設計浮力による,水線位置で止まりました.
 
が,数か所から水漏れがあります.